ソフトウェア software 2004 2 17
今、話題の「スタースイート7」(ソースネクスト)
を使ってみました。
パッケージには、こうあります。
「統合オフィスツール」
「ワード、エクセル、パワーポイントと高い互換性」
「これ1本あれば十分」
「年間サービス型製品 税込 2,079円」
操作性は、特に問題ありません。
特に、高度な文章を作らない限り、問題ないでしょう。
値段からすると、「デフレ時代のソフトウェア」でしょうか。
日本は、デフレ時代にもかかわらず、
出版物やソフトウェアは、あまり値段が下がっていません。
これは、日本人に多い、「ブランド信仰」でしょうか。
ロータス123。
ネットスケープナビゲーター。
優秀なソフトウェアだったが、
マイクロソフトとの競争に負けて、消えていったソフトウェア。
勝った方が、独占を得て、負けた方が消えていく。
これが、アメリカ社会のルールならば、仕方ないが、
このようなルールが、世界標準となると、世界は混乱する。
負けた方は、深い「恨み」を抱いて、
それが、テロの原因となるからである。
マイクロソフトは、アメリカという国を象徴しているように見える。
(ここに記載した会社名、商品名は、ソフトウェア各社の登録商標です)
価格 value 2004 1 18
最近、話題の「はなまる うどん」が、私の街にも、できましたので、
さっそく行ってきました。
まず、値段から見てみましょう。
かけうどん
小 100円
中 200円
大 300円
天ぷら 1個90円
牛丼 280円
かけうどんの小が、100円ですので、「1ドルうどん」でしょうか。
それに、90円の天ぷらの「かき揚げ」をつけて、合計で190円です。
これで、かけうどんの小でも、十分な量です。
これを見て、デフレの最前線だと言うのでしょうか。
しかし、違う見方があります。
昔は、うどん屋というと、どこに入っても、同じような価格でした。
まるで、うどんの価格は、政府が決めた「公定価格」のようでした。
だから、今回の「はなまる うどん」のケースは、
「価格」の選択の幅が、広がったと見るべきでしょう。
もともと、「価格」は、「需要」と「供給」で決定するものです。
そういうわけで、「うどん」の値段に、「公定価格」はありません。
消費者の財布に応じて、安い「うどん」から、高い「うどん」まで、
幅広い価格設定が必要です。
自動車の価格設定が、そうなっているでしょう。
しかし、これでは、値段の高い「うどん」が売れなくなると考えるでしょうか。
いや、違います。
逆に、これを逆手にとって、値段の高い高級志向の「うどん」だって売れます。
最近は、消費者が健康志向で、なおかつ、食品の安全に敏感です。
自動車だって、高級車が売れています。
ここは、経営者の腕の見せ所なのです。
適当にやっても商売が成功するのでは、やる気がなくなるでしょう。
昔の時代と違って、今の時代は、経営者の時代です。